「庚申昆布」と梅須磨商店

当店は、庚申参りに欠かすことのできない「庚申昆布」を取り扱う最後の店舗です。江戸末期に日本橋で創業し、大正時代に現在の地、大阪四天王寺庚申堂の門前に移転致しました。現在は7代目店主が伝統の技を守り、厳選された庚申昆布を皆様にお届けしております。当店では、北海道道南産の天然真昆布を中心に上質なだし昆布や、創業時から続く伝統製法で職人によって炊き上げられた塩昆布を中心に、鰹節や鮭節などの乾物やお菓子、おつまみなど幅広い年齢層のお客様にお楽しみいただける昆布製品を取り扱っております。

「庚申信仰」

昔から、人間の体には人の悪事を監視している3匹の虫(三巳)が住んでおり、60日に1度の庚申の夜、人が眠っている間に体から抜け出した虫が天に昇り、犯した罪を天帝に告げると言われています。三巳から人間の悪事を聞いた天帝は、罰としてその人の命を奪ってしまうと言い伝えられています。そのため、人々は60日ごとに訪れる庚申の夜に虫が天に昇って悪事を告げるのを防ぐために、一晩中眠らずに身をつつしむという風習が広まったと言われています。これが60日に1度の庚申参りの基になっている「庚申信仰」です。

見猿、聞か猿、言わ猿

「庚申参り」と「庚申昆布」

庚申信仰が庶民の間で広まるにつれ、虫(三巳)が抜け出す庚申の日が来ると人々は庚申堂に赴き厄除けの象徴である青面金剛童子と悪事を見聞きせず、話さない三猿(見ざる・聞かざる・言わざる)を参拝するようになりました。これが現代も続く日本の無形民俗文化財である「庚申参り」です。大阪天王寺の庚申堂には庚申参りをするために「庚申街道」と呼ばれる参道が誕生しました。この庚申街道は「熊野街道」と並ぶ大阪で最も有名な街道です。また、庚申参りでは開運や厄除けの意を込めて昆布を食べる風習があり、この際に食べられる昆布が「庚申昆布」と呼ばれています。
庚申昆布は庚申参りに不可欠とされており、庚申の日には庚申昆布を求める人で大混雑していました。また、庚申参りに来られなかった人にお土産として持って帰ることで開運や厄除けと同様の効果を得られると言われています。そのため、現在でも庚申参りのお土産として大変人気となっております。しかし、近年では最盛期に比べて庚申昆布を販売するお店が激減しており、現在は庚申昆布を扱う店は当店1店舗のみとなっております。

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店舗情報

大阪府大阪市天王寺区北河堀町9-24

06-6771-9574

06-6771-9574

koshin.kombu@gmail.com

月〜金:10:00〜18:00(土日祝日:定休日)但し、庚申参り、四天王寺のイベントの際は土日祝でも営業

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